2025年11月4日(火)、空間情報総括監理技術者の会(通称:スペーシャリストの会)の2025年総会および空間情報未来会議が、福岡をメイン会場として全国7会場をオンラインで結んだハイブリッド形式にて開催されました。
本年は、当会設立20周年という節目の年にあたり、全国から約400名の会員が参加し、空間情報技術の未来について活発な議論が交わされました。
午前中には、スペーシャリストの会総会が開催され、会長である当社専務の早川和夫より、「スペーシャリストのちから」という第2期のテーマが掲げられ、専門性・経験・可能性を社会に広く伝えていく重要性が語られました。
午後からは「空間情報未来会議」と題し、以下のプログラムが実施されました。
【第一部】基調講演&講演
・基調講演
「空間IDに係る取り組みと空間情報の未来」
講演者:田嶋 聡司 氏(デジタルアーキテクチャ・デザインセンター)
・講演①
「航空宇宙から建設現場へ──異分野経験が映し出す空間情報の新しい価値」
講演者:宮谷 聡 氏(ローカスブルー株式会社)
・講演②
「電力会社におけるUAVによる空間情報技術の活用」
講演者:古賀 俊生 氏(九電ドローンサービス株式会社)
【第二部】パネルディスカッション
・テーマ:「空間情報の価値を再認識し、業界の未来を創造する」
モデレーター:森内倫子 氏(株式会社プロドローン)
パネリスト:田嶋氏(DADC)、村山貴裕氏(株式会社ゼンリン)、
宮谷氏(ローカスブルー)、古賀氏(九電ドローンサービス)
最後に、実行委員長の鵜飼尚弘氏より閉会の挨拶があり、盛況のうちに終了しました。
本総会・未来会議は、空間情報技術者の専門性と連携の力を再認識し、未来への展望を共有する貴重な機会となりました。
