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花粉症対策はできていますか?


明けましておめでとうございます。

  皆さんにとって2016年はどんな一年だったでしょうか?
良かった人、悪かった人それぞれあると思いますが、今年もいい年にしたいですね。

さて、年が明けると個人的に憂鬱になってしまうのですが、その原因は、、、

花粉症です!

  スギ、ヒノキの花粉症のため、2月から5月くらいまでは目が充血し、鼻水が止まりません。


スギの花
環境省「花粉症環境保健マニュアル」より

  

  そこで、花粉症とその対策について書きたいと思います。

  一般的に2月から5月の間が「花粉シーズン」といわれることが多いですが、これは日本人の花粉症患者の内、この時期に花粉を飛ばす、スギ、ヒノキの花粉症の人がもっとも多いからです。実際には、一年中花粉は飛散しています。
   私も発症する2月から5月の間はマスクを手放せません。 

花粉の飛散量が多くなる要因は、次の3つです。

① 晴れて、気温が高い日
② 空気が乾燥して、風が強い日
③ 雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いたあと

  花粉の飛散には、多い年と少ない年が交互に来る"表年"、"裏年"があることをご存じでしょうか?
  昨年は全国平均では、一昨年の55%の飛散量で"裏年"でした。今年は東海地方では2016年の夏の天候がよく晴れたこともあり、昨年の1.5~2.0倍の飛散量だと予想されています。

 では、対策はどうすればよいのでしょうか。環境省のホームページに「花粉症環境保健マニュアル」が掲載されていましたので、ご紹介します。


花粉のばく露を防ぐ方法
• マスク   • メガネ   • 服装
• 手洗い、洗顔   • 室内の換気と掃除   • その他の花粉症グッズ


  この中でマスクは、花粉の吸引量を3分の1から6分の1に減少させます。重要なことは、顔にフィットするものを選ぶことです。顔の横に隙間がなく息苦しくないものがベストです。

  さらに花粉の侵入を防ぐには、インナーマスクを装用することが効果的です。この場合、99%の花粉を除去できるそうです。
作成方法は以下の通りです。



インナーマスク
環境省「花粉症環境保健マニュアル」より


インナーマスクの作成方法
材料:市販のガーゼと化粧用のコットン
① ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
② 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
③ 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
④ 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
⑤ ③のガーゼをあてたマスクを装着する
⑥ 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする

  鼻の下にコットンを置くのは個人的には落ち着かないのですが、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

  計測ソリューション本部 補償調査部
馬渕  諭