インドネシア災害視察団に参加
平成16年6月20日(日)~6月29日(火)
平成16年3月、インドネシア国のスラウェシ島 南スラウェシ州にあるバワカラエン山(標高2,830m)のカルデラ壁が大崩落を起こし、ジェネベラン川に大量の土砂が流出、堆積し、地元レンケセ集落に壊滅的な被害をもたらしました。崩壊発生地点から約40㎞下流にはビリビリダムがあり、流出土砂がそのダム湖に堆砂することが懸念され、インドネシア政府から技術支援の要請があり、日本から5名の砂防専門家が緊急調査団として派遣されました。当社からはビリビリダム建設に携わった中広常務理事がメンバーとして参加し、技術第2部河川1課の吉田も調査団に随行しました。 (以下、現地状況については吉田の報告より)
被害の概要 6月末時点で判明している被害の状況は次のとおり。
現地の状況(調査結果)は、崩壊源頭部に2つの崩壊地が認められ、その一つは水平約500m、もう一つは水平約1300mにわたり馬蹄形に巻き込んだ大崩壊でした。両者とも比高は約700mと推定され、崩壊規模は、地山量として2億3500万m3が崩壊したと推定されています。これは、V字谷が延長約2.5㎞の区間で、高さ約50~100m埋まったものとイメージしてもらえばよいと思います。谷に堆積した土砂は、その後の降雨で浸食され、堆積部のガリーの発達が顕著に見受けられました。(写真2参照) (写真ではそのスケールの大きさが100%伝わらないのが残念です。)
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